和テイストに魅せる
導入事例
【お客様のご要望】
・和テイストな空間に
・スッキリ感がある
・管理が楽なものがいい
和テイストな植物と聞くと、マツやモミジなどをイメージするかと思います。観葉植物で和テイストをだすポイントは、①枝ぶりを見せること②葉の数を少なくすること③余白を作ること、この3点を気をつけるとそれなりに見えてきます。また、上品な佇まいと空気感を醸し出してくれるので、上質な暮らしのアイテムになることでしょう。あなたの家のポイントとなる場所に、設えてみてはいかがですか。ブログに『観葉盆栽』がありますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
ハイサイドライトやローサイドライトは、外部との目線を交えずに家の中に光や明るさを入れてくれる便利なものです。植物にとってもいい環境です!と言いたいところですが、実は気をつけなくてはならないことがあります。それは、空気の流れと直射日光と寒暖差です。ハイサイドライトやローサイドライトは、FIX窓(はめ殺し窓)で開閉ができないことがありますから、空気の流れが悪くなり淀むことも考えられますので、たまに近くの窓を開けて循環させるといいでしょう。また直射日光に当たりやすい場所でもあります。北東側は問題ありませんが、南西側は直射日光が当たらないように少し窓から横にずらして置くといいでしょう。両窓ともブラインドやカーテンをつけることはないと思いますので。最後に寒暖差ですが、特に北側と南西側に注意が必要です。北側は昼夜通して日が当たらずに冬の夜間は相当冷え込みますので、耐寒性のある品種で土にも工夫をして夜間だけ移動してあげる配慮が必要です。南西側は日中との寒暖差で痛むことが多いですから、こちらも夜間は移動してあげるといいでしょう。
四季を問わず、家を長い間留守にする時は、植物を部屋の中央に置いてあげることをオススメします!夏は窓を閉めっきりにすると部屋が暑くなり植物が高温障害を引き起こすことがありますので、家の中で一番涼しくて多少の明るさも確保できるような場所の床がいいですね。多少暗くても1週間程度なら大丈夫です。冬は段ボールなどに入れてテーブルの上で養生してあげると最高にいいですね。
このように、通常の植物のお手入れとは違ったイレギュラーな時のお手入れの仕方もお伝えしています。まだまだ方法はありますが、またの機会にお話しますね。
2階リビングから吹き抜けを見上げた景色。最近は、吹き抜け空間に植物を覗かせる魅せ方をしています。その際に、植物は個性的な変形樹種で吹き抜けに伸びるような感じです。葉の数や枝ぶりは少なめでスッキリした方が圧迫感がなくて空間に余白が生まれます。シンボルツリーとしての位置づけができる場所ですので、ぜひ機会がありましたらやってみてください!シンボルツリーは広い家でスペースがある場所でないと置けないということはなく、コンパクトハウスでもシンボルツリーは考え方次第で存在感を発揮して空間をより良く魅せることが可能です。家には大黒柱という心の拠り所があるように、シンボルツリーという家族の拠り所を創ってみてはいかがでしょうか(^^)