家が森みたい
導入事例
【お客様のご要望】
・シンボルツリーが欲しい
・既存の植物とのコーディネートもお願いしたい
・あまり見かけない樹種がいい
お客さまからご依頼をいただいた経緯は、SUDOホームさん主催のワークショップに参加していただいたのがきっかけです。わたしたちのワークショップは、寄植えなどはせずに(ご要望があればやります!)、人と植物の関係性ついてのお話しから始まり、本格的な管理の仕方(健康的な植物の見極め方、水のあげ方、剪定の仕方、環境に適合した樹種の説明など)について、これまでのあらゆる環境下で経験した知識や知恵を駆使してお伝えしています。ご参加いただいた方からは、「こういう人がいるんだ‼」と何かを発見したかのような表情をされています。(笑)
そんなことから「是非、うちもお願いしたい!」とご依頼を受けましたのが写真のステキなお家に住まわれている方です。ご実家がバラの生産者さんで、植物にも詳しくてショップをオープンできるくらいの知識と熱意があって「負けそう~」って感じでした。植物がすでにたくさんあって、愛情をたっぷりと注がれているのがすぐに分かりました。
シンボルツリーはバオバブのアダンソニア・ディギタータです。小さいのは見かけますが、このサイズはとても珍しく徒長した感じが逆にいい空気感を醸し出している樹形です。今では笑い話になりますが、このお客さまでなかったら、まずこのバオバブはご提案してなかったと思います。どうしたらうまく育てられるのかという探究心がすごくある方なので、それも含めて植物との会話を楽しみにされていると思ったからです。今現在も生育データを共有しながら、わたしも楽しませてもらっています!
吹き抜けにもハンギングがいくつかあります。ハンギングというと蔓が長く垂れ下がった樹種をイメージされるかと思います。吹き抜けのような天井高がある空間には、垂れ下がったものは1つくらいにして、残りは葉形状に存在感がある樹種を合わせるといいですよ。理由は、1階から見上げた時に垂れ下がったものはあまり目立たないからです。写真は左からアンスリウム・フーケリー、ホヤ・カウダータ、ヒメモンステラ(見ずらくてすみません(._.))になります。アンスリウム・フーケリーは生長は遅いですが、葉を豪快に広げ始めると存在感は抜群にいいです。ヒメモンステラはオススメです!この子の特性がバッチリ表現されてアートと自然美を見ることができます。場所や空間によって、ハンギングに入れる樹種を変えてみると、新しい景色を見ることができるかもしれませんよ。