人にもたらす効果
人
五感を刺激する、体験型セレクトショップ「VIVO.」がOPENしてから８ヶ月が経ちました。おかげさまでたくさんの方にご来店いただき誠にありがとうございす。みなさん店内に足を踏み入れた瞬間に「すてき～！」「オシャレー！」「気持ちいい～！」など思わず口にしたお言葉がとても印象的で大変嬉しく思います。
人間の五感による情報判断の割合は、視覚８７％、聴覚７％、触覚３％、嗅覚２％、味覚１％と言われています。視覚は最も重要な刺激受動体であり、緑色は気持ちを平穏なもとの状態に戻し毛細血管を広げるため、ストレスが溜まってリラックスしたい時などに植物は良い効果を与えることが分かっています。また、五感の中で唯一匂いだけが感情・本能に関わる「大脳辺縁系」に直接伝達されます。植物や木などの匂いが、お客様の感情に出ていたようですね。
店番にたまに来るスタッフが言ってました。「ここは本当にリラックスして仕事ができて気持ちいい、こっちがいい！」と。いつもいると慣れからなかなか気づかないことを気づかせてくれます。でも本当は、気持ちいいのも忘れるくらい溶け込んでいる自分がいるのが一番の幸福なのかもしれませんね。
太陽の光が植物たちを照らし陰影を映し出す光景は情緒的、これも人にとっては大切な要素
植物に実がなってたまに食べています、甘くて美味しい！
暮らしに植物だけでなく、自然要素の木や石を使うと人の本能的欲求を満たすことができます。
植物には、室内の湿度調整機能や空気をキレイにする浄化効果や有害電磁波の減少効果などさまざまな効果があります。そのようなことはとても大切なことですが、人が「いい！」と感じる感覚はもっと大切な気がします。ITの加速化で世の中はとても便利な社会になってきて効率的な生活を送ることができています。その一方で感覚は退化しているようです。暮らしの中に、不便さを感じる空間を取り入れて感覚を呼び起こすことも、結果的には人にとって「いい！」となるようなことをみなさんと創っていきたいと思います。