植物購入後にショップで、すぐやること
お手入れ
みなさん、グリーンショップやホームセンターなどで植物を購入したりすると思います。お目当ての植物を手に入れた時は、こころウキウキになりますよね。そこで、みなさんにお尋ねいたします。購入した植物を家に持ち帰る際に、何か気をつけていることはありますか?
実は、植物を傷ませる要因のひとつに、「植物を移動する」という行為が挙げられます。どういうことかと言いますと、移動時というのは、植物を動かすということなので、何かと植物を触れてしまったりぶつけてしまう、外気に直接触れる、ということです。
そのような時は、ショップで袋を多めにもらったり、新聞紙などで植物をくるっと包んで養生してあげると、傷つきにくいし、寒い冬には温度管理もできます。これってとても大切なコト。特に今時期の冬は、凍傷といって寒くて火傷を起こしやすいです。生産者さんが愛情込めて育てあげたハウスの環境とは全く違う環境です。植物を購入したであろう感じの人が、植物を裸のまま手で持っている光景は「ありえねエ~‼」と心の中では思いっきり叫んでしまいます!でも、そんなことは知る余地もないのが普通だと思います。
わたしたちはお客様とお話しする時に、いつも言っているのは、「植物と接する時は、人と同じようにしてみてください」と。自分がこの部屋寒いなと思ったら、植物も寒いんです。その逆も然りです。自分が今真夏のオーストラリアから真冬のカナダへ向かうとします。直行便で行くのと、日本でストップオーバーして気温と身体を慣らしてからカナダに向かうのと、どちらがあなたの身体に負担がかからないでしょうか。紛れもなく後者の方だと思います。これは、生産者さんからみなさんの家へ向かうことと同じなんです。
市場や問屋から買い付けた植物には、養生する袋をかぶせて持ってくることがあります。ショップのスタッフさんに「かぶせる袋ありませんか?」と尋ねれば快くくれると思いますので、聞いてみてください!植物を多めに購入した場合は、ダンボールに入れると保温効果があっていいですよ。
植物は、きっとあなたのことを優しい人と思い、安心して一緒に暮らせると思ってくれることでしょう!(^^)