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お知らせ

いつも植物のことや施工事例などをご紹介していますので、今回はわたしのことを(^^)。

 

植彩工房の代表をしております潮田雄一です。1969年生まれの53歳で、生まれも育ちも江戸川区。趣味はサーフィンですが、最近サボってます(笑)。家族は、妻と小学校5年生の男の子(⚽小僧)の3人。父親は81歳で現役の木工職人として子供以上にバリバリ働いています(リスペクト‼)  母親方は畳職人一家で、職人気質に溢れた環境ですくすくと育ちました。実家の近所は、隣家とくっついているような典型的な「THE下町」という感じです。小庭ともいえないほどのスペースに、植物や草花を育て品評会が毎日行われているような雰囲気で、お互いに自慢をし合ったり、苗や株を分け合ったりして、今思えば、植物が人と人をつなげてコミュニティをつくっていたんだなぁ~と。わたしの原風景です。

植物業界の前は、注文住宅建築会社で施工・管理に8年半携わっていたので、家が出来上がるまでの過程や収まりの隅々までを知識や知恵として得られたことは、今のわたしにとって大きな財産。棟梁から「潮田くんは、センスがあるから大工に向いている」と、お世辞だったかもしれませんが、とても嬉しかったことを覚えています。転職かぁー‼と思いつつもゴミ片付けをしてました(笑)。モノづくりは好きですね! さまざまなプロフェッショナルたちの知恵と技術の集結により、ひとつのカタチになる。引渡し時には、施主様は「ありがとうございました。」と涙を流しながら感謝を言われる姿は、他ではなかなか経験できないかもしれませんね。

植物に携わってからは、グリーンレンタル会社で全国の大学病院をメインに営業・メンテナンス業務・品質管理を18年半経験。当時は、北は秋田県から南は大分県まで4トン車に植物満載で納品をして、納品後は植栽管理を行うパートさんやグリーンレンタル会社(協力会社)のメンテナンス教育と品質管理の統括責任者として指導を行っていました。病院では、外来ホールに設置することが多いので、中には樹高4~6メートル程度の植物を入れることもしばしば。病院はさまざまな人が集う場で、外来患者さん、入院患者さん、病院のスタッフなどにとって、植物のエリアは癒やしの場であると同時に、知らない人同士が植物を介して会話が生まれる場でもあった。その光景を目の当たりにして、植物は、人を癒やしたり空気を浄化する効果だけでなく、人と人を引き寄せる効果があることを実感。また、大学病院は混雑がすごいので、人と人、人と物が衝突しないように植物で回避させて動線を確保する発想は、今では住宅空間にも落とし込んで活かしています。

 

これまでの経験や知恵を駆使して、植物そのものだけを提供するのではなく、デザイン性、植物の特性、人への効果性、安全性などを紐付けて住まいの空間に落とし込み、植物を通して快適で安全に暮らすことができるようにする。という想いから、2019年に独立し「植彩工房」を設立する。住宅建築に精通した植物空間デザインを得意としながらも、ありとあらゆる環境下で数知れずの現場で体得したメンテナンススキルを惜しみもなく伝え、「お客様ご自身が植物を育てられる人になる」ためのパーソナルケアまでを行っていることが、植彩工房の最大の強みです。

家づくりをする時に、植物と建築が設計過程から一緒に進行することで、これまでに感じられなかった暮らしの景色が見えてくる、そう思っています。新築・リノベーションに拘らずご興味のある方は、セレクトショップ&ショールーム「VIVO.」にご来店ください。写真や映像では感じ取れない、五感で体感していただけると、何か上質な暮らしのヒントが見つかるかもしれません(^^)。

今後とも、よろしくお願いいたします!