プランター版ドライガーデン
導入事例
【お客様のご要望】
・南側の樹木生い茂る庭の雰囲気とは違った、ドライな感じがいい
・石ゴロゴロみたいな
・今植えてあるコルディリネは入れてあげて欲しい
施工前
施工後
ワークショップにご参加いただいたのがきっかけで、室内の植栽のご依頼をいただいたお客様。定期点検の時に立ち話しをしていたら、「潮田さんは外もやるの?やってるなら是非お願いしたい!」とご相談を受けました。造園は専門ではないので、大きな庭のお手入れは協力会社の造園職人さんにお願いして、わたしは玄関前の植栽を担当。
お客様から「玄関前の植物は、何を植えても枯れちゃってね」と、ちょっと寂しそうな感じ。環境条件はいいのに枯れる?? 土に問題があると思い土を掘り下げて確認をすると、やはり水が抜けてないのが判明。根の浅い植物は辛うじて生きているけど、少し深くなると死んでしまう状態。排水処理が難しかったので、地植えではなくモルタルを埋めて地作りしてプランターでのドライガーデンを作ることに。
POINT
■プランターが電線に止まっている鳥のように一列になると平面的に見えるので、プランターの大きさを変えていること、前後に少しずらして配置することで、プランターを含めた植栽の立体感・奥行感をだしている。
■アルミ格子前は目隠しにしたいのでオリーブを、ポスト前は低めのココスヤシを、照明前は門袖壁にキレイに映るようにココスヤシとユッカを配置。それぞれの生長スピードを考えて目的別に振り分けると効果性は高くなりますよ。
■インターロッキングの色や風合いと合わせた岐阜石を使うことで、素材感と色彩感のつながりが空間をつなげている。
■ワンちゃんがお出迎えしてくれる場所を確保すること。(笑)
オマケです‼ 室内の写真
仕事のご依頼をいただいた時には、すでに「植物の森」の雰囲気。既存の植物との組み合わせで新たな空気感を出すこと、そして住まい手の暮らしのコンセプトに沿ったご提案を。
ネコちゃんとワンちゃんも同居しているので、植物は全体的に高めに(^^) 背の高いアマゾンオリーブも下葉は剪定してます。ハンギングはダクトレールと柱に設置、柱はビス穴が空きますがリアル感あり‼
植物を介して内外の境界が曖昧に。部屋全体が緑に包まれているような印象が、もう最高です!